北朝鮮、韓国提案受け入れ

 朝鮮戦争で生き別れとなった離散家族の再会事業について、北朝鮮の対韓国窓口機関である祖国平和統一委員会は18日、旧盆に当たる秋夕(チュソク)の9月19日に実施するとの韓国側提案を受け入れるとする報道官談話を発表しました。
 談話はまた、2008年7月に中断した北朝鮮の金剛山(クムガンサン)での観光事業を再開するよう韓国に提案しています。南北は14日に、操業が中断していた開城工業団地の再開で基本合意したばかりです。

 金剛山では2008年7月11日に韓国人の女性旅行者が金剛山付近で北朝鮮兵に射殺される事件が発生(北朝鮮当局の発表によると、女性は誤って立ち入り禁止区域に侵入したとされる)、これを受けて韓国政府は暫定的に金剛山へのツアーを停止する措置をとっていました。また、北朝鮮政府は事件の全責任が韓国にあるとして、韓国が謝罪して再発防止策を講じるまで韓国からの旅行者の受け入れを停止すると発表しました。

 開城工業団地も金剛山も、経済が破綻状態の北朝鮮にとって貴重な外貨獲得源です。いくら韓国相手に突っ張って見せても、これ以上閉鎖したままには出来ないのでしょう。

気仙沼市長が保存断念

 宮城県気仙沼市の菅原茂市長は5日の定例記者会見で、東日本大震災の津波によって同市の市街地に打ち上げられた大型漁船「第18共徳丸」(全長60メートル、330トン)について、「保存への道は閉ざされた」と述べ、震災遺構としての保存を断念する考えを示しました。
 市が7月に行った住民アンケートで「保存の必要はない」と回答した人が7割近くにのぼったためで、早ければ今月中にも解体が始まると言うことです。

 そもそも、船主の水産会社「儀助漁業」(福島県)は解体の意向を示していたそうですが、震災の記憶を後世に伝えるモニュメントとしての保存を検討する市が翻意を促していました。しかし、保存を望まないとの回答が7割近くになったことで、市も断念せざるを得なかったようです。

 しかし、翻意を促すと言う事は、所有権は船主のままモニュメントにするつもりだったんでしょうか?。普通は市が買い取って、と言う話になると思うのですが。それに保存するにしても維持費がかかるわけで、それはどうやって賄うつもりだったのか。