北核実験場、司令地下壕完成か

 24日に北朝鮮北東部・豊渓里の核実験場で、核実験場の衛星写真などから実験の際に現地の司令室として使われるとみられる地下壕などが完成したと分析されたそうです。

 分析したのはアメリカのジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究所(SAIS)の北朝鮮問題研究グループ「38ノース」で、分析によると地下壕は実験に使われる坑道の入り口から約150メートルの距離にあり、昨年4月ごろには入り口が完成。昨年11、12月撮影の衛星写真では、周辺に何らかの機材が設置されたのが確認されたということです。
 同グループは、坑道内に核弾頭が搬入され組み立てられるまでの所要日数は1日~1週間、さらに配線と確認作業で1、2日が必要だと分析しています。

 同じ日、アメリカのパネッタ国防長官は記者会見で、北朝鮮の核実験予告について「無用の挑発で、深く懸念している」と非難。また、核実験は「国連安全保障理事会決議と国際法に違反する」と指摘し、「アメリカは、北朝鮮によるいかなる挑発にも対応する準備ができている」と強調しました。
 またカーニー大統領報道官も同日の記者会見で、「さらなる挑発は、北朝鮮を一層孤立させるだけだ」と警告しています。

 北朝鮮が恐れるのは、アメリカの軍事介入だけです。それが出来ないと判っている以上、北朝鮮がこの程度の警告で思いとどまることはないでしょう。