琉球の聖地「男子禁制」検討

 沖縄県南城市の観光スポットで、世界遺産にも指定されている琉球王国時代(1429~1879年)の聖地「斎場御嶽(せーふぁうたき)」で、観光客の増加に伴い、立ち入り禁止の祭壇に上がったり、大声で騒いだりするなどマナーの悪さが目立っているとして、管理する市は「単なる観光地ではなく、神聖な場所だと理解してもらいたい」と、かつてのしきたりにのっとり男子禁制とする検討を始めたそうです。

 斎場御嶽は住民の信仰の場で、「沖縄の精神文化の象徴」とされます。しかし、市観光協会によると、年間1万~2万人だった斎場御嶽の入場者は世界遺産登録やパワースポットブームなどで、昨年度は約43万8000人にまで急増。観光客による“悪行”も目立つようになり、礼拝に訪れた人の横で大声を出したり、御嶽を「滝」と勘違いして水着姿で訪れる人までいる始末だということです。

 斎場御嶽(せーふぁうたき)は沖縄県南城市(旧知念村)にある史跡で、15世紀~16世紀の琉球王国・尚真王時代の御嶽であるとされています。「せーふぁ」は「最高位」を意味し、「斎場御嶽」は「最高の御嶽」ほどの意味となりますが、これは通称であり、正式な神名は「君ガ嶽、主ガ嶽ノイビ」となります。2000年11月、首里城跡などとともに、琉球王国のグスク及び関連遺産群としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

シャープ、ナパソニック黒字に

 シャープとパナソニックが1日に発表した、2012年10~12月期連結決算によると、パナソニックは本業のもうけを示す営業利益が前年同期の80億円の赤字から345億円の黒字に、シャープは同じく244億円の赤字から26億円の黒字に、それぞれ改善したそうです。

 リストラや最近の円安で業績回復の兆しが見え始めたようです。シャープは省エネ性能の高い新型液晶パネル「IGZO(イグゾー)」を搭載したNTTドコモ向けのスマートフォン(高機能携帯電話)の販売などが好調だったほか、白物家電が堅調でした。ただし、通期最終損益予想を4500億円の赤字のまま据え置いています。

 パナソニックは、尖閣諸島を巡る日中関係の悪化で白物家電を中心に中国の売上高が約400億円減った分を東南アジアでの白物や、アメリカやアジアでの自動車関連商品の販売増で補いました。しかし、こちらも通期の業績予想で7650億円の赤字を見込んだままにしており、経営再建の道のりは依然厳しいといえます。

出光興産、メガソーラー参入

 出光興産は兵庫県姫路市にある、旧兵庫製油所跡の遊休地の約22万5000平方メートルに、来春出力1万キロワットのメガソーラーを建設し、大規模太陽光発電所、いわゆるメガソーラーの運営に参入すると発表しました。2014年3月に運転を始める予定とのことです。年間予想発電量は約1300万キロワット時で、全量を関西電力に販売する計画です。

 旧兵庫製油所は2003年4月に生産を停止しましたが、跡地の約3分の2は遊休地として活用されていませんでした。
 同社はすでに地熱や風力に関わるなど再生可能エネルギー分野に積極的に参画しており、メガソーラーもその一つ。再生可能エネの全量買い取り制度で、メガソーラーの事業採算性が高まったこともあり、遊休地の有効活用を兼ねて市場参入を決めたものです。

 人口の減少傾向と車の販売台数の低下、車自体の低燃費化でガソリンスタンドの閉鎖が相次ぐなど、今後もガソリンの消費が上向く要素はなさそうですし、新しい収益源が欲しい所でしょう。しかし、再生可能エネルギーの買い取り制度は消費者の負担で成立するもの。それがいつまで続くか、誰にも判りません。