専門家会議、有害物質抑制は可能性

 地下水から汚染物質が検出された豊洲市場(江東区)をめぐり、平田健正放送大学和歌山学習センター所長が座長を務める都の専門家会議は18日、最大80億円の追加対策で有害物質の濃度上昇を、将来的に抑えることができるとの見解案を示しました。

 豊洲市場では地下水から国の環境基準を超えるベンゼン、ヒ素、シアン、水銀などの有害物質が検出され、小池都知事は昨年11月に予定されていた築地市場からの移転を延期。早期移転を求める都議会最大会派の自民党と対立が続いています。

 追加対策は

 ・地下空間で底面をコンクリートや特殊なシートで覆う
 ・換気装置を新たに整備する
 ・地下水管理システムの排水機能を強化する

 等で、底面をコンクリートで覆う場合の工事費は35億~45億。シートで覆う場合は70億~80億円と試算しています。

 ただし、市場関係者との意見交換では異論が噴出して議論が紛糾。休息を挟んで4時間が経過したところで打ち切られ、議事を終了できませんでした。

PM2.5、九州北部で高濃度

 九州北部を中心に4日、微小粒子状物質「PM2.5」が高い濃度を記録、長崎県では不要な外出を控えるよう注意が呼びかけられました。

 日本気象協会によると、偏西風によって大陸から流れてくる物質が一因とみられるそうです。

 国の環境基準値は1日平均35マイクログラムですが、北九州市小倉北区では同日午後、時間平均値で112マイクログラムを観測しました。空気中の乾いた微粒子の影響で視界が悪くなる「煙霧」と呼ばれる状態も各地で発生し、市街地がかすんで見えました。

 中国の大気汚染はいっこうに解決する目処が立ちませんが、そうこうしている内に汚染物質が偏西風に乗って日本までやってくるようになってしまいました。実に迷惑な話です。

 捕れる対策は色々あるのですが、コストがかかるために中国政府は抜本的な対策が打てずにいます。温暖化ガスが問題になることが多いのですが、PM2.5も国際的な問題にするよう、被害国が連携した方がいいのではないでしょうか?。

琉球の聖地「男子禁制」検討

 沖縄県南城市の観光スポットで、世界遺産にも指定されている琉球王国時代(1429~1879年)の聖地「斎場御嶽(せーふぁうたき)」で、観光客の増加に伴い、立ち入り禁止の祭壇に上がったり、大声で騒いだりするなどマナーの悪さが目立っているとして、管理する市は「単なる観光地ではなく、神聖な場所だと理解してもらいたい」と、かつてのしきたりにのっとり男子禁制とする検討を始めたそうです。

 斎場御嶽は住民の信仰の場で、「沖縄の精神文化の象徴」とされます。しかし、市観光協会によると、年間1万~2万人だった斎場御嶽の入場者は世界遺産登録やパワースポットブームなどで、昨年度は約43万8000人にまで急増。観光客による“悪行”も目立つようになり、礼拝に訪れた人の横で大声を出したり、御嶽を「滝」と勘違いして水着姿で訪れる人までいる始末だということです。

 斎場御嶽(せーふぁうたき)は沖縄県南城市(旧知念村)にある史跡で、15世紀~16世紀の琉球王国・尚真王時代の御嶽であるとされています。「せーふぁ」は「最高位」を意味し、「斎場御嶽」は「最高の御嶽」ほどの意味となりますが、これは通称であり、正式な神名は「君ガ嶽、主ガ嶽ノイビ」となります。2000年11月、首里城跡などとともに、琉球王国のグスク及び関連遺産群としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。