元極真空手最高師範、大山茂氏死去

 故・大山倍達の直弟子の1人で高弟として知られ、極真空手の世界最高師範も務めた国際大山空手道連盟総主の大山茂氏が、日本時間15日午前3時ごろ亡くなりました。79歳でした。

 大山茂氏は10年以上前から体調を崩し、近年は心臓の手術を受けるなどして入退院を繰り返していたそうです。

 大山茂氏は、極真会館の前身である大山道場の時代に入門。故・大山倍達ど同性ですが血縁はありません。極真会館創立後の1966年には、公式記録には残っていないものの100人組み手を完遂。翌1967年にアメリカに渡り、ニューヨーク支部長を任さると、後に“熊殺し”の異名で知られるウィリー・ウイリアムスらを育てました。

 漫画「空手バカ一代」にも主要な登場人物として登場、映画「地上最強の空手」にも出演しています。真剣白刃取りの演武も有名でした。1984年、極真会館を破門されて独立、国際大山空手道連盟を設立して総主となりました。波紋の理由を茂氏は「よかれと思って進言したことが館長(故・大山倍達)の逆鱗に触れた」と語っています。

山本美憂、リオデジャネイロ断念

 レスリング元世界女王の山本美憂(41)が1日に所属事務所を通じて、来年のリオデジャネイロ・オリンピックを断念すると発表しました。カナダに帰化し、同国で12月4日~6日(現地時間)に開催されるレスリングのオリンピック代表選考会への出場を計画していましたが、出場資格を満たす市民権が得られなかったと言うことです。

 山本美憂は「今日までオリンピック目指して頑張ってきましたが、カナダのオリンピックトライアル出場条件である市民権が間に合わず、断念することになりました。カナダの政府機関である移民局までが、私のために全力で頑張って下さいましたが、少しだけ時間が足りませんでした」と断念した経緯を語りました。

 山本美憂は、父親がミュンヘンオリンピック・レスリング日本代表で現日本体育大学教授。弟の山本”KID”徳郁は総合格闘家、妹の山本聖子も全日本女子選手権で2度優勝し、世界選手権で4個の金メダルを獲得したレスリング選手と言う格闘技一家の長女。自身も世界選手権で金メダル3個、銀メダル1個を獲得しています。

 また、これまで3回離婚し、3回引退して3回復帰、オリンピック出場を目指しましたが果たせていません。そして今回、カナダに帰化してオリンピック出場を目指しましたが、手続き上の問題で断念せざるを得ませんでした。現在41歳であることを考えると、残念ながら次はもう無いでしょう。

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吉田沙保里の父、栄勝さん急死

 レスリング女子55キロ級でオリンピック3連覇を遂げた吉田沙保里(ALSOK)の父、栄勝さん(61)が亡くなりました。

 栄勝さんは11日午前7時15分ごろ、津市小舟の伊勢自動車道上り線の路肩に止まった車内で倒れているのを別の車の運転手が発見。栄勝さんは病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。死因はくも膜下出血とのことです。
 車の前方には傷があり、追い越し車線脇の中央分離帯に接触後、300メートル先の走行車線左側のガードレールにぶつかり、路肩に停車した模様で、状況などから運転中に発症した栄勝さんが路肩に車を止めようとし、停車後に完全に意識を失ったと見られます。

 吉田栄勝さんは、青森県八戸市出身。高校時代にレスリングを始め、専修大学経済学部に入学後は男子フリースタイル57㎏級選手として活躍。1973年には全日本レスリング選手権で優勝、同年のアジア選手権で準優勝、世界選手権で4位の成績を上げています。
 大学卒業後は自宅にジュニア向けレスリング道場を開き、自身の3人の子息を含め、多くの子供たちを指導。2009年にレスリング女子日本代表コーチに就任、2010年アジア選手権では女子チーム監督を務め、2012年のロンドンオリンピックでは女子代表チームコーチを務めました。

 オリンピック3連覇を含む世界大会14連覇を達成した女子レスリング最強選手、吉田沙保里を育て上げた栄勝さん。関係者の話によると高血圧だったようです。ロンドンオリンピックで金メダルを獲得した吉田選手に肩車されて、マットを一周した姿が忘れられません。