北朝鮮、中国船を解放

 中国外務省の洪磊(ホンレイ)副報道局長は21日の定例記者会見で、5日に中国漁船が黄海で北朝鮮船に拿捕された事件について、同船の乗員16人全員が同日早朝に解放されたことを明らかにしました。

 この事件、拿捕された漁船の船主に「通訳」を名乗る北朝鮮人から電話があり、漁船が北朝鮮の領海に侵入したため船を拿捕したとし、身柄解放の条件として遼寧省内にある会社を通じて60万元(約1000万円)を支払うよう要求してきたというもの。
 洪副局長によると、金銭の支払い等北朝鮮の要求には応じておらず、乗員16人は全員無事で、漁船はすでに僚船と合流して操業を再開しているということです。なお、漁船を拿捕した北朝鮮船の所属組織や、乗員が拘束されていた場所は明らかになっていません。

 黄海は中国と北朝鮮両国が主張する排他的経済水域(EEZ)が重なる海域があるものの、両国間の漁業協定はなくトラブルが多いそうです。それにしても、唯一の後ろ盾である中国の漁船を拿捕して身代金を要求するとは、身の程を知らないというか何も考えていないというか。

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