東北電力も33年ぶり値上げへ

 東北電力の海輪誠社長は30日に仙台市内で記者会見し、年明け以降、家庭向け電気料金の値上げについて経済産業省に申請する方針を明らかにしました。東北電力の値上げは、第2次石油危機時の1980年以来33年ぶりとなります。ただし、値上げ幅や実施の具体的な日程については明言しませんでした。

 東北電力は、宮城県にある女川原子力発電所の停止などに伴う火力発電用の燃料費の負担増で財務が悪化し、2013年3月期連結決算の税引き後利益が1000億円の赤字となる見込みとなっています。

 東北電力株式会社は、宮城県仙台市に本社を置き、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の東北地方6県と、新潟県を営業区域とする電力会社です。保有する原子力発電所は女川原子力発電所と東通原子力発電所の2カ所で、発電能力は約327万キロ・ワット。地熱発電所もありますが、発電能力は原子力の1/10以下で、現状では問題にならないレベルです。今後拡大するかも知れませんが、1000億もの赤字を出していては新規投資も行えないでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です