卵の膜で太陽電池30倍長持ち

 3月に京都府で開かれた、日本農芸化学会が主催する「ジュニア農芸化学会」で、米子工業高等専門学校(鳥取県米子市)の学生が手がけた、「卵の膜で太陽電池を長持ちさせる研究」が最優秀賞に選ばれました。すでに食品会社の「キューピー」が、技術や機械、資金などを提供して電池の開発に協力したいと申し出たといい、今月末から具体的な協議を始めるそうです。

 この化学会は高校生を対象にした化学研究の発表会としては全国最大規模のもので、受賞したのは同校の「B&C研究同好会」のメンバー4人。同会は、卵の膜で太陽電池が長持ちする性質を発見し、昨年2月から開発を続け、昨夏には通常より30倍持続力のある電池の開発に成功。結果を「日本学生科学賞」で発表、中央審査で入選2等となっていました。ただ、膜の形や載せ方で発電量などにムラがあり、今回その内容を改良、試行錯誤の末により高い性能を出せる条件を見つけて栄冠をつかみました。

 30倍というのは凄い数字ですが、ただ太陽電池は元々20年くらいは使えるものなので、どれだけメリットがあるかは不明です。もしこれで、コストを大幅に下げる事が出来るならメリットは大きいのですが。どちらにせよ、太陽電池に一番求められるのは発電量です。これが向上しないと実用には限界があります。

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