上川、グランドスラム・パリ惨敗

柔道男子100キロ超級で、世界ランク10位と日本勢最上位の上川大樹(明治大学)が11日開幕のワールドカップ・オーバーバルト大会に出場します。5日にパリで行われたグランドスラムでは3回戦敗退に終わっており、上川にとってはロンドンオリンピックのシード圏内である世界ランク上位8人を目指すために、これが欧州最後の試合となります。

グランドスラム・パリの敗北で、折角の世界マスターズ2位が台無しに。世界ランク20位のスロベニア選手に組み負け、2度の指導を受けて敗れた姿は、約半年前の世界選手権パリ大会の初戦敗退を再現したような黒星。篠原信一監督も「不利な組み手でも技を出していかないと勝てない」と表情を曇らせる。
2年前の世界選手権無差別決勝では、重量級世界最強と言われるリネール(フランス)を破った上川でしたが、現状ではあの勝利が”単なるまぐれ”と言われても仕方がありません。

しかし、その上川が世界ランク10位で日本国内最高位なのですから、男子柔道の置かれている状況は深刻です。北京オリンピック柔道男子100キロ超級の金メダリスト、石井慧を事実上追い出した挙げ句がこの有様ですから。年齢的にも十分ロンドンが狙えた筈なのですが。

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