マダガスカルでペスト流行、94人死亡

 世界保健機関(WHO)の20日発表によると、マダガスカルでペストが流行、現在までに死者94人が出ているそうです。

 ペストはペスト菌に感染することで発症する伝染病で、中世ヨーロッパで猛威を振るい、その致死性の高さと皮膚が黒くなる患者の様子から黒死病と呼ばれて恐れられました。特に14世紀の大流行では、世界中で1億人が死んだといわれています。

 元々ネズミ等の齧歯類に流行する病気で、それをノミが媒介するため根絶は極めて困難です。

 日本での発生は1900年前後で、近年その病名を聞くことは無くなりましたが、世界的には1990年以降人への感染は増える傾向にあります。WHOによれば、2004年から2009年の間、ペルー、マダガスカル、コンゴ民主共和国、アメリカ合衆国の4カ国では毎年患者の発生が報告されています。

 中でもマダガスカルでは1980年以降毎年流行しており、現在1100名に感染の疑いがあって、更に増える可能性があると言う事です。

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