専門家会議、有害物質抑制は可能性

 地下水から汚染物質が検出された豊洲市場(江東区)をめぐり、平田健正放送大学和歌山学習センター所長が座長を務める都の専門家会議は18日、最大80億円の追加対策で有害物質の濃度上昇を、将来的に抑えることができるとの見解案を示しました。

 豊洲市場では地下水から国の環境基準を超えるベンゼン、ヒ素、シアン、水銀などの有害物質が検出され、小池都知事は昨年11月に予定されていた築地市場からの移転を延期。早期移転を求める都議会最大会派の自民党と対立が続いています。

 追加対策は

 ・地下空間で底面をコンクリートや特殊なシートで覆う
 ・換気装置を新たに整備する
 ・地下水管理システムの排水機能を強化する

 等で、底面をコンクリートで覆う場合の工事費は35億~45億。シートで覆う場合は70億~80億円と試算しています。

 ただし、市場関係者との意見交換では異論が噴出して議論が紛糾。休息を挟んで4時間が経過したところで打ち切られ、議事を終了できませんでした。

MLB新労使協定

 MLBの新労使協定によって、メジャーリーグの名物だった新人選手の仮装が無くなるかも知れないそうです。

 メジャーリーグでは毎年新人に仮装をさせて遠征に出る行事が恒例化しており、日本人メジャーリーガーも皆その洗礼を受けています。昨シーズンは、広島カープからロサンゼルス・ドジャース経移籍した前田健太がチアリーダーの扮装をしていました。

 しかし、今後5年間適用される協定には、新たに「いじめ、いやがらせ禁止」条項が含まれており、新人に仮装をさせる行為がこの新たな条項により出来なくなるかも知れないとのことです。

 新労使協定ではこの他、選手のクラブハウスに料理人を常駐させること。キャンプ中のバスは各選手に2シート分を割り当てること等が盛り込まれ、メジャー最低年棒も季の50万7500ドル(約5580万円)から来季53万5000ドル(約5890万円)に上がります。

 全体的に選手の待遇面が大きく向上する内容です。なんと言うか、正に”貴族”って感じですね。メジャーリーグは放映権料の増加で景気が良いとは聞いていましたが。

ノーベル賞学者、消費増税延期を提言

 16日に首相官邸で開かれた、世界経済情勢について有識者と意見交換する「国際金融経済分析会合」の初会合で、講師として招かれたノーベル経済学賞受賞者のジョセフ・スティグリッツ教授(コロンビア大学)は、消費税率10%への引き上げを先送りすべきだとの見解を示しました。

 分析会合には首相のほか、日銀の黒田東彦総裁や石原伸晃経済再生担当相らが出席し、席上スティグリッツ氏は「(世界経済は)16年はさらに弱体化する」と指摘し、「今のタイミングで消費税を上げるべきではない」と首相に提言したと言う事です。

 スティグリッツ氏はこの他金融政策の限界を語り、財政出動の必要性を示したそうです。

 この会合自体が消費増税延期の布石、との憶測も出てますね。ノーベル賞学者に延期を提言させて、延期の流れを作る、と。

 次回の第2回会合は17日に、ハーバード大学のデール・ジョルゲンソン教授と、元日銀副総裁で日本経済研究センター理事長の岩田一政氏から見解を聞き、第3回会合は22日にニューヨーク市立大学のポール・クルーグマン教授を招く事になっています。