ノーベル賞学者、消費増税延期を提言

 16日に首相官邸で開かれた、世界経済情勢について有識者と意見交換する「国際金融経済分析会合」の初会合で、講師として招かれたノーベル経済学賞受賞者のジョセフ・スティグリッツ教授(コロンビア大学)は、消費税率10%への引き上げを先送りすべきだとの見解を示しました。

 分析会合には首相のほか、日銀の黒田東彦総裁や石原伸晃経済再生担当相らが出席し、席上スティグリッツ氏は「(世界経済は)16年はさらに弱体化する」と指摘し、「今のタイミングで消費税を上げるべきではない」と首相に提言したと言う事です。

 スティグリッツ氏はこの他金融政策の限界を語り、財政出動の必要性を示したそうです。

 この会合自体が消費増税延期の布石、との憶測も出てますね。ノーベル賞学者に延期を提言させて、延期の流れを作る、と。

 次回の第2回会合は17日に、ハーバード大学のデール・ジョルゲンソン教授と、元日銀副総裁で日本経済研究センター理事長の岩田一政氏から見解を聞き、第3回会合は22日にニューヨーク市立大学のポール・クルーグマン教授を招く事になっています。

元極真空手最高師範、大山茂氏死去

 故・大山倍達の直弟子の1人で高弟として知られ、極真空手の世界最高師範も務めた国際大山空手道連盟総主の大山茂氏が、日本時間15日午前3時ごろ亡くなりました。79歳でした。

 大山茂氏は10年以上前から体調を崩し、近年は心臓の手術を受けるなどして入退院を繰り返していたそうです。

 大山茂氏は、極真会館の前身である大山道場の時代に入門。故・大山倍達ど同性ですが血縁はありません。極真会館創立後の1966年には、公式記録には残っていないものの100人組み手を完遂。翌1967年にアメリカに渡り、ニューヨーク支部長を任さると、後に“熊殺し”の異名で知られるウィリー・ウイリアムスらを育てました。

 漫画「空手バカ一代」にも主要な登場人物として登場、映画「地上最強の空手」にも出演しています。真剣白刃取りの演武も有名でした。1984年、極真会館を破門されて独立、国際大山空手道連盟を設立して総主となりました。波紋の理由を茂氏は「よかれと思って進言したことが館長(故・大山倍達)の逆鱗に触れた」と語っています。

PM2.5、九州北部で高濃度

 九州北部を中心に4日、微小粒子状物質「PM2.5」が高い濃度を記録、長崎県では不要な外出を控えるよう注意が呼びかけられました。

 日本気象協会によると、偏西風によって大陸から流れてくる物質が一因とみられるそうです。

 国の環境基準値は1日平均35マイクログラムですが、北九州市小倉北区では同日午後、時間平均値で112マイクログラムを観測しました。空気中の乾いた微粒子の影響で視界が悪くなる「煙霧」と呼ばれる状態も各地で発生し、市街地がかすんで見えました。

 中国の大気汚染はいっこうに解決する目処が立ちませんが、そうこうしている内に汚染物質が偏西風に乗って日本までやってくるようになってしまいました。実に迷惑な話です。

 捕れる対策は色々あるのですが、コストがかかるために中国政府は抜本的な対策が打てずにいます。温暖化ガスが問題になることが多いのですが、PM2.5も国際的な問題にするよう、被害国が連携した方がいいのではないでしょうか?。